VBA(マクロ)超初心者に最適!親しみやすいキャラクターとストーリーでさくさく読めるおすすめ入門書。

私は事務歴約13年、Excel、Wordはそこそこ使える方です。

けれど、マクロに関しては、存在を知って入るものの、未知の領域…。

 

これまで、Excelでやりたいことを検索すると、関数と設定だけではどうにもならず、結果、力技でどうにかするということが年に一回ほどありました。

 

その度に、マクロの基本くらいは押さえておかないと…、と、インターネットで詳しく解説されているページを見ては、挫折、ということを繰り返してきました。

 

けれど、今、業務上で使っているExcelテンプレートが、マクロで動いており、これが万が一壊れた時を想像するのも恐ろしい…。最低限のことは知っておかないとまずい…。と一念発起しました。

 

とにかく読みやすくて、挫折しないものを…!!と、探して買ったのがこちら。

 

 

ゆるいイラストのキャラクターがストーリー仕立てで解説してくれます。

 

VBA、マクロとは何か。

どういう仕組みで動いているのか。

どんなことをすることができるのか。

そういう基本的なことを、かなり実用的な具体例を使って、やさしく、わかりやすく、解説してくれています。

 

図説も多く、何より、行間が程よく空いていて、読みやすい!

行間が詰まってると読む気が失せるけど、白いところが多いから読む気が失せない!最後まで読破できた!

 

一回ではよく分からなかったところもあったけど、とにかく、一周読み通したことで、基本的なところのおおよそは掴めました。

 

組まれたコードを見て、何が書かれているのか一瞬で理解する、というのは難しいですが、一つ一つ分解して調べることはできるようにはなりそうです。

 

英語で例えたら、この本は中学1年生レベル。

基本の5文型の例文と訳を丁寧に解説してくれていて、あとは辞書を引きながらなら自分でやってみてね。という感じ。この本をしっかり読めば、そのレベルまでは到達できます。

 

この本で想定されている「マクロでやりたいこと」が、かなりありそうなシチュエーションで、すぐに使えそうなのもお役立ちポイントが高いです。

 

マクロの解説ってまずは、「こんにちは!」って、テキストボックスを表示させるところから始まるじゃないですか…。いやこの本もそうなんだけど…。

 

そこで、「いやオレがやりたいのはそういうことじゃない!」って思ってしまったりするんですが、その先のもっと実用的なところを、簡単なところから徐々に教えてくれているんです。

 

だから、この本のキャラクターと一緒に成長できているな〜と、実感できました。

キャラクターの裕太くんと、プー助君に若干感情移入して、最後の下りはほろりとなったり…(笑)。

 

他の本や、WEBページで挫折してしまった方、この本なら、やる気が出るかもしれませんよ!

超文系頭のわたしもなんとか理解できました。

オススメです!

 

一人では勉強がはかどらない方は、スクールという手も。