『さくかく窓の外側は夜 その後』感想ネタバレ

※この記事では本の内容に軽く触れています。

 

 

怒涛の展開だった最終巻。

 

あまりにあっさりした終わり方に、

「え、これで終わっちゃうの!?

ヤマシタ先生の作品は大体後味スッキリだけど、も、もう少し余韻が欲しかった…!!

いや、これはこれでいいんだけど!!

でもっ、でもさ…!!

みんなのその後、もうちょっと見たかったよ〜〜〜!」

という声にまさしく応えてくれた、『その後』の話。

 

話すと伝搬する呪いをいつものメンバーで解決していく、というお話。

 

みんなの関係性や状況が、劇的に変化しているわけではないけど、これから、みんな少しずついい方向に向かって行くんだろうな…ということが示唆されるような、そんな内容でした。

 

『その後』の話、としては、丁度いい長さと充実感で、最終巻でザワザワした心がようやく落ち着きました。

 

未読の方は、是非、読んでみてください、