読むたびに発見がある!大人も一緒に楽しめるおすすめ電車の絵本

私のこどもが電車が好きなので、図書館でよく電車が出てくる絵本を借りてきます。

探すようになって初めて知ったのですが、電車が出てくる絵本はたくさんあります。

電車だけではなく、車や飛行機や船、乗り物全般がこどもたちに人気があるのですね。

乗り物がキャラクターとなって一生懸命働くお話。

こどもたちが乗り物に乗って、冒険するお話。

乗り物を中心とした、架空の町での物語。

他にもいろんなパターンがあります。

シンプルな絵本は、色や形がはっきりしていて、こどもの目を引きますよね。

けれども、何度も読んであげているうちに大人はだんだん飽きてきてしまいます…

声掛けをしたり、話を広げるのにも限界がありました。

一方で、描きこみがたくさんしてあるものは、何度見ても飽きませんでした。

とにかく細かく色々なものが絵が描かれているので、見るたびに発見があります。

また、こどもにも、

「こんなところに○○があるね」

「これは何色かな」

「これは○○って言うんだよ」

と、色々な言葉を声掛けしてあげられます。

余談ですが、こどもに沢山の言葉を教えてあげることは、その後の脳の発達にも大きく影響することがわかっています(※1)

という訳で、こどももおとなも一緒に楽しめる絵本を二冊紹介します。

まず、一冊目はこちら。

北海道から九州まで、様々な新幹線、電車が出てきます。

メジャーな電車だけれはなく、地方のマイナーな私鉄も描かれています。

鉄道だけではなく、観光地も描かれたりして、絵本を読みながら、観光ガイドを見ているような気分になりました。

私の地元の小さな鉄道や、観光名所も載っていて、懐かしくほっこりした気持ちになれました。

北から南へ、というタイトルですが、南から北へ、後ろからも読めるようになっています。

二冊目はこちら。

こちらの絵本は、架空の町を架空の電車が走っていくのを目で追っていく内容になっています。港や遊園地、そしてお城まで!

様々なものが描かれています。

また、トンネルの部分には実際に穴が開いており、次のページにトンネルの出口となって繋がっていて、遊び心のある演出がされています。

こちらも、後ろのページからも読めるような構造になっています。

どちらの本も、始めから終わりへ、終わりから始めへと折り返し運転することによって、目線の動き方が変わるので、そこでも新たな発見があったりしました。

お子さんと一緒にお話ししながら、ページをめくってみたら、きっと楽しいですよ!